[コンピュータ・AV機器
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東芝RD-H1はソニーClipOnを超えたか その2
- UIの洗練度
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RD-H1のUIはあまりに稚拙です。センスのない技術者が機能試作のために作ったかのような画面構成です。録画済番組リスト、予約リストなどのリストの表現がとてもわかりにくいのです。無駄が多い割に必要な情報が盛り込まれていません。サムネイル付きリストのモードでも文字だけの簡易リストのモードでも、文字の情報量は大差なくて不親切です。例えば録画した時刻や曜日、番組情報などは表示されません。2段や4段にカラム分けされて縦横に並んで表示されるのも実は視線移動が大きく番組を探しにくくて困ります。ライブラリのリスト画面なら1列に表示されますし文字情報も豊富になりますが、ゴミ箱に捨てた番組まで全部表示されるので使えません。
各種リストへの行き来も互いの関連がわかりにくいです。ClipOnはメニュー構成が非常にわかりやすくよくできています。リストの表示がデザイン的に美しいだけでなく、必要な情報がわかりやすく表示されます。メニュー間の移行も、上位メニューをアニメーションを介して経由していくので関係を見失いません。
- こなれていない操作体系
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RD-H1は操作の流れがこなれていません。システム設計としても整理されていないせいか、ぎこちないところや理不尽なところが目に付きます。たとえば、再生状態から再生リストに行く時には一瞬放送画面が映ります。ほんの0.5秒ほどTVが映って音が出て、それがすぐに消えて、再生リストの画面になります。ぶつ切りの映像が一瞬だけ映るのはあまりに不自然です。
- リモコンの操作性
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どうして多くの機種のリモコンは上下左右キーとは別に再生・停止などのキーがあるのでしょう。再生中に上下左右キーは使わないし、メニュー選択時に再生キーは使いません。両方あるのは無駄だし指の移動が大きくなって使いにくいのに。
ClipOnはカーソル移動の上下左右キーが、番組再生中は再生・停止や早送り・巻き戻しのキーになります。指を置く位置がほぼ固定できて非常に使いやすくなっています。
RD-H1のリモコンは少々大きすぎます。一般的なTVやビデオのリモコンよりもかなり長いと思います。ボタンも少々多すぎます。もうちょっと整理してほしいものです。
- 画質
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RD-H1の録画画質はClipOnに比べて明らかに劣ります。SPモードなら4.5Mbps程度のはずですが、ちょっと動きが大きくなると四角いブロックが目立つようになります。なだらかな階調が縞々に見えたりすることもあります。ClipOnは2.8Mbps程度のLPモードでは全体に粗い感じにはなりますが、ここまで情けない絵にはなりません。4.5Mbps程度のSPモードならClipOnの画質の方が断然よいと感じます。
- キーワード録画
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ClipOnではキーワードを登録しておいて、番組を自動録画させることができます。RD-H1ではキーワードを登録しておいて、番組情報取得時に自動検索してお気に入りフォルダに入れておくことはできますが、自動録画まではやってくれません。ClipOnでは新番組の新マークを登録しておくと、気づいていなかった新番組を録画しておくことができてとても重宝しました。RD-H1でも番組ナビゲータというPC用ソフトを使ってPCと連動させると、自動録画もできそうです。ただし残念ながら現時点ではこのソフトはRD-H1に対応していません。
- 追っかけ再生
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RD-H1は追っかけ再生の使い勝手がよくありません。使う場面をまったく想定していないダメダメな設計です。まず、録画中の番組は「見るナビ」という再生リストに「録画中...」というタイトル名で表示されていて、選んでも再生できません。ClipOnなら録画が完了した番組とまったく同様にリストに番組タイトルが表示されて選ぶと再生を開始します。
一方、RD-H1ではいったんTV放送画面にした上でタイムスリップボタンを押さないといけません。するとなぜか現時刻のところから再生が始ります。頭から見たければさらに頭出しをしなければなりません。いったい設計者は何を考えているのでしょう。追っかけ再生する時は、番組先頭から見たいに決まってるじゃないですか。例えばサッカーの試合だったらたった今放映している試合の途中の場面なんて見たくありません。途中経過の点数を見てしまったらつまらないじゃないですか。いきなり先頭から見たいんですよ。
ClipOnは放映時刻からユーザーを解放するという思想が徹底してます。録画予約してしまえば、後は自分の好きな時間に番組を見ることができるという視聴スタイルを明確に想定してます。だから録画中の番組であっても、以前に録画した番組とまったく同様に扱えて再生することができます。これに対してRD-H1は利用者の視聴スタイルというものをまるで想定していないように思えます。
同様の設計が背景にあると思いますが、録画の最中には予約の削除など一部できない操作があります。どうしてこういう制限を作ってしまうのか理解に苦しみます。
- 早見早聞の品質
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ClipOn、RD-H1ともに音声付きの1.5倍速再生ができます。どちらも音のピッチは変わらず速度だけが早くなるので、番組視聴を短時間で消化できて便利です。
ただし、RD-H1は音声が微妙に断続的になるので、少々聞き取りにくいことがあります。これに対しClipOnは非常になめらかで自然に聞こえます。まるで番組の出演者が早口でしゃべったのを録画したかのように聞こえます。両者の差はBGMなどの音楽があるとますます顕著になります。RD-H1では断続的に途切れるような感じでリズムが狂って聞こえますが、ClipOnでは単純に音楽のテンポが早まっただけのように自然に聞こえます。
両機種ともリモコンの早送りボタンを何回か押すたびに段々早送り速度が速くなるのですが、RD-H1ではその第一段階目が早見早聞状態になっているので使いやすいです。ClipOnはリモコンの再生ボタンから離れたところに早見用のボタンがあるので操作性がよくありません。この点はRD-H1が優っています。
- 早送り時の表示
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RD-H1は早送り時の再生が静止画になってしまいます。0.3秒毎に紙芝居のように止まった絵が切り替わっていくような感じです。CilpOnは早送り時にも絵は動いています。高速再生されるわけではなくて0.3秒程度ずつ再生しては先へ飛んでまた0.3秒再生してという具合に繰り返します。動いてる方が場面は探しやすいものです。
- 録画中の電源状態
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ClipOnは予約による録画は、ユーザー操作のための電源ON/OFFとはまったく独立して行われます。ユーザーが電源を入れていてもOFFにしていても、時間がくればバックグラウンドで黙々と録画を始め、終了すれば黙って終わるのです。録画中に再生や予約などの操作はもちろん、電源ON/OFFの操作をしてもまったく関係ありません。
RD-H1は予約による録画であっても必ず電源ONの状態になります。無人の部屋で録画が行われていても、出力端子には映像が無駄に流れ出しているわけです。このためRD-H1では録画終了時に電源をOFFにするかどうかというややこしい設定があります。 ClipOnでは録画中であろうと好きな時にOFFにできます。ClipOnの方が余計な状態把握をユーザーに強いることがなくわかりやすいのです。
- 予約数上限
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ClipOnは予約できる番組数は30個まで、RD-H1は32個までです。RD-H1の方が容量が圧倒的に大きい割には予約できる数がClipOnと大差ありません。どうしてそういうところをけちるんでしょう。
- 予約の重複
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RD-H1は予約の開始時刻が前の予約の終了時刻と重なると警告が出ます。どちらかは欠けてしまうようです。ClipOnならそんなことにはなりません。また、ClipOnでは重複した予約のどちらを優先して録るかを指定することができます。
- 編集機能
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RD-H1は編集機能が豊富なようですが、番組を分割しても半分を削除して半分を残しておくといったことはできません。ClipOnでは容量削減のため野球延長を見越して余分に撮った分を分割して消してしまうなんてことができますが、RD-H1ではできません。
東芝RD-H1とソニーClipOnの10番勝負の続きです。今回はRD-H1が5年前発売のClipOnに未だ追いつけていないところを挙げてみます。重箱の隅的なところもありますがご容赦。
コストパフォーマンス的にはRD-H1の圧勝ですから、たとえ上記のような不満があっても総合的には大満足してます。アナログ放送の録画装置を買うのはこれを最後にしたいと思ってますので、安く済ませられて大助かりです。
この安さは、他の東芝RDシリーズの資産を流用しているからと考えられます。私はRDシリーズをまったく使ったことがなかったのでよくわかりませんが、たぶん他の上位機種でも基本的な使い勝手はほぼ同じなのではないかと推測します。そう考えると、RDシリーズは使い勝手という面での完成度はまだまだ発展途上だと思われます。次に買うならRD-Z1のようなデジタルハイビジョン対応機だと思っているのですが、RDシリーズに関しては総合的な完成度がもっと高まるのを待ったほうがよさそうです。
ソニーにしたってClipOn以降の機種には断絶があります。 見た目が派手なだけで一覧性の低いクロスメディアバーなんかやめて、ClipOnの正統的後継となるような使い勝手の優れた機種を出してほしいものです。5年も前にこんなに高い完成度に達していたのですから、もっともっと優れたものを作れるはずだと思うのです。
次世代DVD搭載HDDレコーダが出る頃には各社の機種の完成度はどうなっているでしょうね。楽しみです。
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はじめまして。おっしゃる通りだとおもいます。
1.5倍速再生やチューナーの画質は、RD-X4,RD-H1よりもビデオデッキの方が滑らかで自然です。やはり企業体質の差でしょうか?
デジタルハイビジョンチューナー内蔵モデル「RDZ-D5」6/21発売にも少し期待してます。
ハーツさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
RD-H1に関しては値段を考えると全部許せます。でも上位機でも同じだとすると情けないです。
ハイビジョン機ではソニーRDZ-D5と松下DMR-EX300がとっても気になりますね。
HDD増設の記事を拝見しSVR715(30GB)を一気に120GB
に改装しました。いったいいくらまで増設可能なので
しょうか。ぜんぜん問題なく使用できております。
まずはともあれ、記事の紹介大変ありがとうございました。
yasugonさん、こんにちは。
増設記事の紹介は私じゃないと思いますが、、、
いいですね、120GB! おめでとうございます。
私はメーカー増設80GBでは狭いので、自前増設したいと思いつつ、その前に今入っているものを全部見てしまわなきゃ
という状態のまま4年も過ぎてしまいました。 orz
私の大切なClipOn(増設済)がとうとう駄目になりました。
一週間くらい前から不調だったので、とりあえず全部ディスクに落とそうと作業中でしたが志半ばにして終わってしまいました(泣)
tamaさんも早めにハード内は奇麗にされた方がいいですよ。
既に沢山の安い機種が出ているので、新規購入を念頭にサーフしていたらここに辿り着きました。
yasugonのコメントでハードの交換をしてみようと思ったのですが、tamaさんのページではないとのこと。
yasugonには別途メールしてみますが、どなたか最近増設された方のページがあったら教えて下さい。
既に増設済のClipOnを買ったので、何をどうしたらいいのかわからないのですぅ。
やはりマクスターのハードがいいのでしょうか?
使い勝手のいいクリポンは出来れば使い続けたいです。
maruさん、こんにちは。
ClipOnはまだまだ使い続けたいですよね。
HDD換装についての記事を集めてみました。
http://blog.bibinko.com/archives/000713.html
残念ながら最近のは見当たりません。
yasugonさんもHDDのメーカーや型番などを教えていただけるとうれしいです。
こんにちは 遅れながらRD-H1に対抗するために
SVR-715AのHDDを換装しました。
いろいろ相性があるとのことですが
エイヤで行いました。
HDD160GBと120GBを使用してRD-H1の250GBを
超えました。(160GBは137GBまでしか認識しませんが)
これからも大事に使用していくつもりです。
kokoさん、こんにちは。報告ありがとうございます。
137+120=257GBが使えるんですか。すばらしいです。
2台とも160GBにすれば137+137=274GBが使えるのでしょうか。
こちらのエントリに換装報告が寄せられてますので、ぜひHDDの型番なんかを教えていただけると嬉しいです。
http://blog.bibinko.com/archives/000713.html