2005.08.13
(土)
[本/CD/DVD
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影武者徳川家康
徳川家康は影武者だったという驚くべき設定の物語です。しかし読んでみると、これは小説ではなく歴史的事実を記録した書物なのではないかと思いたくなります。多少荒唐無稽な誇張はあるにしても、数々の歴史的な事実を矛盾なく説明できてしまうあたりに説得力があり、ほんとにありそうな気がしてしまうのです。
物語としても非常に読み応えがありぐいぐいと引き込まれてしまいます。その一番の要素は登場人物が実に生き生きと描かれているところでしょう。影武者から家康になりきって歴史の表舞台を動かす世良田二郎三郎と、裏の世界でその舞台を整える甲斐の六郎の二人の存在感が実に重厚です。この男なら確かにこう考えるだろうなんて思わず納得するようになってしまいます。さらに彼らを取り巻く、島左近や風魔風斎、小太郎、そしてことごとく対立する徳川秀忠らの行動がまさに歴史を形作っていきます。読み応えのある3冊でした。漫画化されて少年ジャンプに連載もされていたようですね。漫画で読んだ人もぜひ原作を読んでみることをお薦めします。
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影武者徳川家康〈上〉 隆 慶一郎 新潮社 (1993/08) ¥ 740 ISBN: 4101174156 |
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影武者徳川家康〈中〉 隆 慶一郎 新潮社 (1993/08) ¥ 780 ISBN: 4101174164 |
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影武者徳川家康〈下〉 隆 慶一郎 新潮社 (1993/08) ¥ 740 ISBN: 4101174172 |
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