2006.06.09
(金)
[コンピュータ・AV機器
]
松下TZ-DCH2000の惜しいところ
「松下TZ-DCH2000は最強のCATVチューナーか」で書いたように、iTSCOMの新しいCATV STBである TZ-DCH2000 には大いに満足しています。これまでの環境に比べて圧倒的に便利になりました。前機種TZ-DCH500にあった不満がほとんど解消されています。しかし、しばらく使ってみると若干ながら惜しいと思えるところも出てきます。致命的な問題点ではありませんが、今後のアップデートや後継機種でできれば改善を希望するという意味で挙げておきます。
- 未完成
- iLinkとSDカードに関連する機能は現時点では使えません。対応が予定されておりマニュアルにも使い方が記載されていますが、メニューの項目は無効になっています。iTSCOMの人の話では11月に自動バージョンアップにて対応の予定とのことでした。iLinkでD-VHS対応機器を接続できると、録画できる容量を拡大することにもなるのでぜひ早めの対応をお願いしたいところです。それまでの間IOデータ Rec-Pot Mが無駄に休眠状態になってしまいます。すべての機能が使えないのであればレンタル料をその分安くしてほしいとも思います。
- 不安定
- 一度だけですが、番組表だったか予約リストだったかの画面で再生リストボタンを押したらリセットがかかったことがありました。録画中だったので録画も一時中断してしまいました。自動的に再起動して、録画も再開されたので被害は最小限に抑えられましたが、数十秒分の録画が失われました。機能的に未完成であるだけでなく、不具合をつぶしきれていないのかもしれません。
- 容量が小さい
- デジタルハイビジョン番組を録画する機器なのにHDD容量が250GBしかないのは少なすぎます。20数時間分しか録画できません。タイムシフト用途ですぐに見て消すのであれば十分足りるのですが、すぐに見る時間が取れなくて後に回す番組が必ず出てくるものです。そういうものがたまってすぐに容量が足りなくなるんです。iLink接続で増設できるようになるのを待っています。
- 時間予約だと番組追従しない
- 番組を録画予約した際に、単発の予約であれば放映時間に変更があっても自動的に追従してくれて録り逃しを避けられます。これはたいへんありがたい機能です。しかし、毎週予約にすると、時間指定のみになり放映時間変更追従してくれなくなります。 これはTZ-DCH500の時からの仕様で、DIGAシリーズでも同様のようです。 番組追従にはぜひ対応してほしいところです。
- 画像に乱れあり
- ハイビジョン映像を再生していると、数分に一度程度画面にノイズが現れます。横に細長い四角い帯がブロックノイズとして現れるのです。Rec-Pot Mで録画していた頃にはほとんどありませんでしたから、放送側の問題ではないと思います。あまりに頻度が多いので改善を望みたいところです。
- 録画予約可能件数が少ない
- 録画の予約は24件までしかできません。一般的には十分多い数かもしれませんが、多めに録画しておいて後で見るかどうかを決めることも多いので、すぐに足りなくなります。技術的な制約では無いと思うので、もっと多く予約できるようになることを望みます。
- 再生リストでのプレビューを止められない
- 再生ナビという再生リスト画面では、選択中の番組がプレビューされます。つまり小さな画面で映像が流れ音声が出力されます。番組の内容を確認する上では便利なのですが、毎日使ってると邪魔になります。再生ナビを開いて番組を選択し決定するという流れだと、番組の冒頭の音声がプレビューで一度流れ、選択決定後にまた頭から流れるので、必ず冒頭の音声を2度続けて聞くことになります。すぐにうんざりするようになります。カーソルを移動して番組を選択するたびに冒頭の音声が流れるのもうるさくて仕方ありません。プレビューをOFFにする、あるいはせめて音声だけでもOFFにできると助かります。
- Tナビを使うには工事が必要
- 前機種TZ-DCH500にはLAN端子があり、インターネットに接続された家庭内LANがあればTナビによるWeb閲覧機能を利用することができました。TZ-DCH2000ではケーブルモデムを内蔵しており、CATV網を経由したインターネット接続でないとTナビを利用することができません。このためケーブル分岐等の工事が必要になります。別途ネット接続を利用している人はPCを使うでしょうから、この点はネット利用してない人が簡単にWebを使えるようになるので利点なんでしょうね。私にとってはわざわざ工事代を払ってまでTナビを使いたいとは思わなかったので、Tナビの利用はあきらめました。
- 外部出力が1系統のみ
- 外部録画機器用のアナログ映像出力は1系統しかありません。HDDレコーダなどは1台しか接続できないということです。私は用途によって2台の外部レコーダを使い分けていたので、この点は不便になりました。
- 連続する番組の録画は15秒欠ける
- 時間的に連続している二つの番組をそれぞれ予約して録画すると、前の番組の最後が15秒ほど録画されずに欠けてしまいます。これは東芝RD-H1などでも同様の問題があります。とはいえ、これが致命的な問題となることは今のところあまりなさそうです。
- 追っかけ再生は永遠に追いつけない
- 追っかけ再生中に早送りや1.3倍速再生していると、生放送に追いついてしまうことがあります。一般のHDDレコーダだと追いついた時点で生放送に切り替わるのが普通だと思います。しかしTZ-DCH2000では再生リストの先頭の番組の再生が始まってしまいます。録画済番組の再生が終了すると次の録画済番組の再生へと進むのと同じ扱いだと思われます。いくら追っかけても生放送に追いつくことはないのです。 再生を停止しても、録画中のチャンネルは映りません。裏録中の番組のチャンネルではなく表側のチャンネルが映るということです。録画中の番組のチャンネルに素早く切り替える方法はなく、生放送に切り替えるのは少々面倒です。
いろいろ細かいことを書きましたが、どれもTZ-DCH2000の優れた利点を損なうほどのものではありません。これらの惜しいところがあっても十分満足できる機種だと思います。これらが解消されるとさらによい機種になるでしょうね。
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はじめまして。
我が地区のCATVでも、松下製のこのSTBが導入されることになり
大変楽しみにしています。
早速申し込みをし、工事は来月となりました。
tamaさんのレポートは大変参考になりました。
一つ、不安に思った点は、
「惜しいところ」としてあげられている、
ハイビジョン画質で再生すると、頻繁に画面にノイズが表れるというところです。
実は、電気店での店頭デモを見た際にも、予め録画されていた番組を
再生して見た際に、ノイズが表れており、少し気になっていました。
使用しているテレビのせいかと考えていたのですが。
tamaさんにお尋ねしたいのは、
ノイズが入るのは、再生時だけなのでしょうか?
録画した番組をD-VHSにムーブしても、ノイズは残ってしまうのでしょうか?
日記を記されてから数ヶ月経っておりますが、
もしお目に留まりましたら、ご教示頂けたらと思います。
厚かましくて申し訳ありません。
上杉さん、こんにちは。
新STB導入が楽しみですね。
残念ながらD-VHS機を持っていないのでわからないです。
おそらくデコード時の処理落ちが原因で、データ自体はストリームのまま正しく保存されているのだろうと推察してます。だとしたらムーブしてもデータが落ちることはないんじゃないでしょうか。
導入後にもしわかったらぜひ教えてください。
ご丁寧にありがとうございます。
来月の工事を楽しみにしております。