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押尾コータロー 六弦六夜@青山劇場
押尾コータローの六弦六夜と題するコンサートに行ってきました。この人の演奏のすごさは映像で見ないと伝わりません。ライブでは本当に圧倒されます。アコースティックギター1本なのに、ベース、ドラム、パーカッション、リズムギター、リードギターが全部揃ったバンドの演奏のように聞こえるんですから。
世界中でこの人にしかできないアクロバティックな演奏を軽々とこなしてしまいます。まるでギターのサーカスを見ているかのようです。時々片手を放して手を振ったりしながら弾いています。誰かもう一人演奏してるんじゃないかと探してしまいますが、やっぱり一人で弾いてるんですよね。 左手だけでもベースリフが弾けちゃいますし、オープンチューニングだから右手だけでもコードが弾けちゃいます。両手が揃うとギターのあらゆるところから音が出てきます。 弦を叩きつけるようにしてリズムに乗ったまま鳴らすハーモニックスも随所にアクセントとして織り交ぜてます。こんなコンサートを聞けて実によかった。
自作の曲だけでなく、カバー曲も演奏していてジャンルが豊富です。坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」、坂本九の「見上げてごらん夜の星を」、ホルストの「惑星」から「ジュピター」、さらにはディープパープルの「スモークオンザウォーター」、アリスの「チャンピオン」まで出てきます。歌謡曲からクラシック、フォーク、ロックなんでもありです。CDでは聞けないライブならではの演奏もいっぱいあります。幅広いバリエーションから今後も新たな音楽性を切り開いていってほしいと思います。
DEPAPEPEがコンサートで観客に振り付けしてたのと同じ振りをやらせるのには笑いました。腕を高く掲げて左右に振るんですが、全員でシンクロして動くと俄然一体感が生まれます。コータローもDEPAPEPEのライブを見に行ったりしてるんですね。観客にコーラスもやらせてましたけど、DEPAPEPEの時より長くて複雑で、難しかったかも。
アンコールの最後に「黄昏」という曲をアンプ無しのギターで演奏してくれました。文字通りの「生」演奏です。生ギターの音を素で聞けるなんて感激です。一番後ろの席でもちゃんと聞こえました。観客が音を立てないように身動きせずに緊張しながら静かに聴いているというのもスリリングでよかったです。
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