[コンピュータ・AV機器
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ICレコーダーはどこへ向かうのか
生録に使えるICレコーダが各社から登場しているのは、音声用のボイスレコーダとしては小型化と大容量化が十分なレベルまで進み成熟したからだと思ってました。しかしまだまだ動きがありそうですね。パナソニックとソニーがそれぞれ特徴のあるボイスレコーダを発表しました。
パナソニック、“4倍ズームマイク”搭載のMP3ボイスレコーダ - PC Watch -
特徴は狙った音声を中心に録音できる「4倍ズームマイク」を搭載したこと。これは、本体の3つのマイクで集音し、前方向からの音声を左右のマイクの4倍の録音感度で記録するもの。3つのマイクで集めた音声は、位相合成回路で処理を行ない、左右の音を抑えつつ、前方向からの音を強調して記録する。
パナソニックは以前から搭載しているズームマイクをさらに強化しています。狙った音声だけを録りたい場面は講演会などでよくありますから、実用的なニーズがあります。机をガタガタ揺らす音や、カバンをガサゴソあさる音、咳払い、などなど周囲の音が意外に大きく録音されていて肝心の聞きたい声が聞きとりにくいことはよくあります。できればマイクを前に向けて固定できるスタンドがほしいところです。 喫茶店などで隣の会話を盗み聞きするような用途に悪用されないか心配だったりもします。
ソニー、80~20,000Hzの広帯域録音対応ボイスレコーダ - PC Watch -
広帯域な録音ができる「ステレオハイクオリティーモード(STHQ)」と直径10mmの大口径/高感度マイクを搭載し、CDに迫る音質での録音が可能というボイスレコーダ。80~20,000Hzへの対応は、業界最高クラスという。また、マニュアルでの録音レベルの調整に対応し、楽器演奏に適した自然で抑揚のある録音も可能としている。
ソニーは音質にこだわっているようです。メモとしてのボイスレコーダ用途ならCDクオリティで録れることにどれほどの意味があるのか疑問です。しかし、ジョンレノンへのインタビューみたいな、息遣いや微妙な抑揚まで掴み取りたいという用途はあるのかもしれません。
両機種を見ていて思ったのですが、複数マイクの音声を丸ごと録音しておいて後でデジタル処理で加工することでいろいろな用途へと使い分けるようなことはできないでしょうか。ズームマイクも1方向だけでなく、いろいろな方向からの声をそれぞれ分離して取り出すなんてことができると便利そうです。たとえば、複数の人が同時にしゃべってしまうような場面で、右隣の人と斜め左後ろの人が話している音声を別々に取り出して聞き取ることができるとよさそうです。周囲で話す10人の人の音声を分離できれば、聖徳太子レコーダと名乗れそうです。面白いと思いませんか。
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