2008.02.16 (土)

シュガー&スパイス 風味絶佳

『シュガー&スパイス 風味絶佳』は少年の初恋と成長を描いた映画です。この手の作品は自分の体験や憧れと重ね合わせて共感を得ることで感情移入して感動を覚えるものだと思います。しかしこの映画は舞台があまりにアメリカナイズされていてなかなか共感には至りません。アメリカの基地が近い福生の街で、アメリカ風のバーだのガソリンスタンドだの身近には到底ありそうにない場所で主人公たちの生活が繰り広げられます。日本のガソリンスタンドは画一化されているので、あんなガソリンスタンドはどこにもありそうになくてリアリティがありません。

背景はさておき、主人公と恋の相手の出会いや気持ちが動いていく様子にも唐突さや不自然さばかり目だって素直に受け入れられません。特にラストは、ハッピーエンドにしたつもりなのか、心の傷を軽く扱いすぎと感じてしまいました。 そんなこと考えずに単なる物語として楽しめばよかったんでしょうけど、素直じゃないんですかね。

エンドロールに蒼井優の名前があったんですが、いったいどこに出てきたんでしょう。もしかして後姿だけのあの人ですか。そう言われてみれば声がそうだったかも。また贅沢な配役ですね。

シュガー&スパイス 風味絶佳



フジテレビ (2007/03/21)

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