2008.05.25 (日)

本は10冊同時に読め!

『本は10冊同時に読め!』というタイトルには自分の読書スタイルに共通点があるので読んでみました。読んで感じたのは、内容よりも、この著者はよほど大きなコンプレックスを抱えていて、自分を大きく見せずにいられないんだろうなということでした。自分の価値観のみが最高で、自分だけが勝っていると言い張る態度ばかりが印象に残りました。人の幸せにはいろいろな形があるということを想像する力がないんでしょう。 タイトルになっている並列多読や、その他の生活スタイル、思考パターンの一部にはまともなものもあるのですが、その論拠や洞察があまりに浅くて論を構成するに至っていません。 この内容では多くの人に共感を得るのは難しいでしょうね。

笑ったのは、TVを見る時間が無駄と言いながら、CMの合間に本を読むと書いてあるところ。未だに放送時間に縛られたまま受身でTVを見ているとは時代遅れもいいとこです。HDDレコーダで見ればいくらでもコントロールできます。テクノロジーの会社の社長を経験していながら、最新テクノロジーの使いこなしができない人だったんですね。某MS社日本法人は技術がわからなくても社長が務まるような会社だったわけです。こんな恥ずかしい内容の本を平気で出せる勇気だけはたいしたものかもしれません。

本は10冊同時に読め!―生き方に差がつく「超並列」読書術 本を読まない人はサルである! (知的生きかた文庫 な 36-1)
成毛 眞


三笠書房 ()
¥ 560
ISBN: 4837976913
   

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